POWDERING
受託粉砕
粉砕(粉末化)加工
低温凍結粉砕
当社プロセスの特長である低温凍結粉砕の目的
①原料を超低温まで冷却することで物質の脆性を活用すること
②物質の破断により生ずる粉砕熱を冷却すること
-196℃で不可能を可能に! 超低温・不活性・超乾燥の液化窒素による低温・凍結粉砕。
液化窒素中では殆どの物質は弾性・粘着性を失って脆化し、粉砕に最良の状態となります。
常温粉砕では不可能な粒度調整が可能で、常温粉砕の3~5倍の処理能力を備え、量産品に対応します。
※粉砕には常温より少し低い温度で粉砕する低温粉砕と呼ばれるプロセスもあり、用途に応じて使い分けます。
凍結粉砕製品(粉)の主用途
プラスチック系原料
コンパウンド用
異材料を混合してさまざまな樹脂や特性を付加するための加工用の粉
※様々な機能性を付加した樹脂のペレット
マスターバッチ用
高濃度着色樹脂のコンパウンドに必要な、分散性が良い粉
粉砕原料の例(樹脂)
受託粉砕の対象
プラスチック原料
受託加工を見合わせている原料
- 毒性物質
- 放射性物質
- 金属
- 鉱物
- 危険物
- なまもの
確認が必要な原料
- 金属含有物
- 揮発性物質
- 臭気物
金属成分(カーボンを含む)を含有する原料や揮発性が高い原料、臭気が強い原料等ついては、その成分や比率により粉砕の条件が変化しますので、都度お問い合わせください。
分級作業
粒状から超微粒子まで可能なブロースルー式篩い分け。
風の流れの中に粉を分散させ、静止したスクリーンを通過させるので、ミクロンオーダーの粉末をシャープにふるい分けることができます。
球形微粒子やフワフワした粉体の高精度の分級が可能です。
詰替作業
粉体・ペレット等を紙袋やフレコン等へ詰替えます。
検査、分析
お客様の目的、用途に最適な品質を実現するために、原料受入から製品出荷まで徹底した管理と検査を実施しています。
また、国際規格ISO9001を取得し、高い品質を実現しています。
当社にて対応可能な検査項目、使用機器(JIS規格準拠)
以下の表は横にスクロールしてご覧ください。
粒度測定 | エアージェットシーブ法(篩:JIS Z 8801に準拠) レーザー回折・散乱法 |
かさ比重測定 | かさ比重測定器 |
水分測定 | 赤外乾燥水分計 |
異物検査 | 光学顕微鏡 金属検出器メタリダー |